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50代で抜け毛が気になる時期のヘアケア|まず見直したい日々のお手入れ

50代になると、シャンプーのときに手につく髪が気になったり、ブラシや枕に残る髪を見て「以前より増えたような気がする」と感じたりすることがあります。抜け毛の見え方には個人差があり、季節や体調、生活環境などによって気になりやすい時期もあります。

抜け毛が気になると、育毛系のアイテムをすぐに増やしたくなることもありますが、まず確認したいのは毎日のシャンプーや乾かし方、ブラッシングなどの基本です。強く洗ったり、濡れた髪を無理にとかしたりするのではなく、髪と頭皮をできるだけやさしく扱うことから始めましょう。

ここでは、50代で抜け毛が気になる時期に見直したい、シャンプー、トリートメント、ドライヤー、スタイリングなど、日々のヘアケアについてまとめます。

目次

50代で抜け毛が気になるときは変化の様子を確認する

抜け毛が気になったときは、まず「いつ頃から気になるのか」「どのような場面で多く感じるのか」を確認してみましょう。洗髪時だけ気になるのか、朝起きたときの枕や普段のブラッシングでも目につくのかなど、日常の中で様子を見ることが大切です。

髪は日々生え替わるため、抜けること自体がすべて異常というわけではありません。ただし、短期間で明らかに見え方が変わった、部分的に髪が少なく見えるようになったなどの場合は、普段のお手入れだけで判断しないことも大切です。

毎日抜けた本数を細かく数える必要はありません。分け目や頭頂部などを同じ条件でときどき確認すると、変化に気づきやすくなります。

シャンプー前は髪の絡まりをやさしく整える

髪が絡まった状態で濡らすと、洗髪中に指が引っかかりやすくなることがあります。シャンプー前に大きな絡まりがある場合は、毛先から少しずつブラシやコームで整えておきましょう。

いきなり根元から毛先まで一気にとかすのではなく、まず毛先、そのあと中間、最後に根元から全体へという順番で整えると扱いやすくなります。

絡まりを無理に引っ張らず、引っかかる部分は手で少しずつほぐします。毎日の小さな摩擦や引っ張りを増やさないことを意識しましょう。

シャンプー前の予洗いを丁寧に行う

シャンプーをつける前には、ぬるま湯で髪と頭皮を十分に濡らします。予洗いを丁寧にすると、そのあとにシャンプーを泡立てやすくなります。

泡立ちが少ないからと最初からシャンプーを多く使うのではなく、髪の内側や頭皮までお湯を通してから適量を使いましょう。

お湯は熱すぎない温度を意識します。特に頭皮の乾燥感が気になる場合は、熱いお湯を長時間当て続けないようにしましょう。

頭皮は爪を立てず指の腹で洗う

抜け毛が気になると、頭皮をしっかり洗ったほうがよいように感じることがあります。しかし、爪を立てたり、強い力でゴシゴシこすったりする必要はありません。

シャンプーを十分に泡立て、指の腹を使って生え際、頭頂部、耳の後ろ、襟足などへ順番に指を動かします。髪そのものをこすり合わせるのではなく、頭皮をやさしく洗う感覚で行いましょう。

頭皮マッサージを取り入れる場合も、強い刺激を加える必要はありません。毎日の洗髪の中で無理なく続けられる程度にします。

シャンプー中に抜けた髪を見て強く洗い直さない

洗髪中は、すでに抜ける時期に入っていた髪が手や泡について目につくことがあります。髪が手についたからといって、頭皮が十分に洗えていないと考えて何度も洗い直す必要はありません。

シャンプーは商品に記載された適量を使い、頭皮全体を一度丁寧に洗います。整髪料を多く使用した日などは商品に合った使い方を確認しましょう。

抜け毛が気になる時期ほど、回数や力を増やすのではなく、普段の洗髪を落ち着いて続けることを意識します。

すすぎは生え際や襟足まで丁寧に行う

シャンプー後は、髪だけでなく頭皮までぬるま湯を通し、泡を丁寧にすすぎます。額の生え際、耳の後ろ、襟足などは洗髪料が残りやすいため、意識して流しましょう。

髪が長い場合は、片手で軽く持ち上げながらすすぐと、根元までお湯を通しやすくなります。

すすぐときも爪を立てず、髪を無理に引っ張らないようにします。洗う工程からすすぎまで、頭皮と髪をやさしく扱うことが基本です。

トリートメントは中間から毛先を中心に使う

抜け毛が気になる時期でも、毛先の乾燥や絡まりが気になる場合はトリートメントを取り入れましょう。髪の中間から毛先を中心になじませ、頭皮への使用を想定していないものは根元へ多くつけないようにします。

髪がなめらかに整うと、乾かしたあとやブラッシング時にも扱いやすくなります。ただし、トリートメントを多く使ったからといって抜け毛そのものへの対応になるわけではありません。

使用量や置く時間は商品ごとの方法を確認し、自分の髪の長さや乾燥具合に合わせましょう。

タオルドライでは髪を強くこすらない

洗髪後の濡れた髪は、タオルでゴシゴシこすらず、頭全体を包んで軽く押さえるように水分を取ります。

毛先もタオルではさんで水分を吸い取るようにし、左右へ強く動かさないようにしましょう。絡まった髪をタオル越しに引っ張らないことも大切です。

吸水しやすいタオルを使うと、短時間で水分を取りやすくなります。そのあと長時間濡れたままにせず、ドライヤーへ進みましょう。

ドライヤーは頭皮と根元から乾かす

ドライヤーでは、まず頭皮と根元を乾かし、そのあと髪の中間、毛先へ進みます。毛先だけ先に乾かすと、根元に水分が残りやすくなることがあります。

髪を指で軽く動かしながら根元へ風を通し、一か所に熱風を当て続けないようにします。頭皮へ近づけすぎず、ドライヤーを動かしながら使いましょう。

根元が乾いてきたら、毛流れに沿って中間から毛先を整えます。乾かすときも強く引っ張る必要はありません。

ブラッシングは毛先から少しずつ行う

抜け毛が気になると、ブラッシングそのものを避けたくなる場合がありますが、髪を整えるときは無理な力を加えないことを意識しましょう。

絡まりがある場合は毛先からほぐし、中間、根元の順番でブラシを通します。根元から一気に引っ張ると、途中の絡まりにブラシが引っかかることがあります。

ブラシやコームも、髪の量や長さに合わせて扱いやすいものを選びましょう。毛先が傷んで絡まりやすい場合は、洗い流さないトリートメントを少量取り入れる方法もあります。

ヘアオイルやスタイリング剤は根元につけすぎない

髪をきれいに見せるためにヘアオイルやワックスを使う場合は、つける場所と量を確認しましょう。

毛先のパサつきには少量のオイルやミルクをなじませ、根元には多くつけないようにします。頭頂部へ油分の多いものをつけすぎると、髪がぺたんとして分け目が目立って見える場合があります。

スタイリングでは、毛先のまとまりと根元の軽さを分けて考えると、全体を自然に整えやすくなります。

きつく引っ張る髪型を長時間続けない

髪をまとめるときは、毎日同じ場所を強く引っ張るような結び方になっていないか確認してみましょう。

ポニーテールやまとめ髪をするときも、必要以上に強く引っ張らず、髪や頭皮に負担を感じにくい強さにします。結ぶ場所をときどき変える方法もあります。

髪をほどくときもゴムを勢いよく引き抜かず、絡まりを確認しながらゆっくり外しましょう。

食事や睡眠なども無理のない範囲で整える

髪だけを意識して特定の食品を大量にとるのではなく、日々の食事はさまざまな食品を組み合わせることを基本にしましょう。

極端な食事制限を続けている場合や、生活リズムが大きく乱れている場合は、髪のことだけでなく体全体を考えて見直すことが大切です。

睡眠についても特別な方法を増やすより、できる範囲で毎日の生活リズムを整えることから考えてみましょう。

育毛剤などは抜け毛の原因を決めつけず選ぶ

抜け毛が気になると、育毛剤や頭皮美容液を試したくなることがあります。ただし、抜け毛にはさまざまな要因があるため、化粧品や育毛アイテムだけですべてに対応できるわけではありません。

頭皮美容液を使う場合は、頭皮をすこやかに保つための日常的なお手入れとして、使用方法を確認しながら取り入れましょう。医薬部外品や医薬品については、それぞれ表示されている効能や使用方法を確認することが大切です。

原因が分からないまま複数のアイテムを一度に使い始めるより、まず現在の状態を確認することを優先しましょう。

急に抜け毛が増えたと感じる場合は皮膚科へ相談する

抜け毛にはさまざまな原因があり、日々のヘアケアだけでは判断できないことがあります。短期間で抜け毛が大きく増えたように感じる場合や、部分的に髪が抜けている、分け目や頭頂部の見え方が大きく変わった場合は、皮膚科などへ相談しましょう。

また、頭皮の赤み、強いかゆみ、痛み、湿疹などが続いている場合も、シャンプーや頭皮用アイテムを増やすだけで様子を見続けないことが大切です。

髪の見た目を整えるための日常的なお手入れと、抜け毛の原因を確認することは分けて考えましょう。

まとめ|50代で抜け毛が気になる時期は髪と頭皮をやさしく扱おう

50代で抜け毛が気になる時期は、シャンプーを増やしたり特別なお手入れを次々と加えたりする前に、毎日の髪と頭皮の扱い方を確認することが大切です。

シャンプー前には髪の絡まりをやさしく整え、ぬるま湯で予洗いしてから、指の腹で頭皮を洗います。洗髪後はタオルでこすらず、頭皮と根元からドライヤーで乾かしましょう。ブラッシングやスタイリングでも、髪を強く引っ張らないことを意識します。

抜け毛の見え方にはさまざまな要因が関わるため、毎日のヘアケアだけで原因を決めつけないことも重要です。急な変化や部分的な脱毛、頭皮の異常などが気になる場合は医療機関へ相談しながら、日常では髪と頭皮をやさしく扱う基本を続けていきましょう。

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